予定日まで32日/引っ越しについて考える(35週)

いま住んでいるマンションは駅やスーパーに近く便利な立地で、そのぶん家賃もやや高め。先日契約を更新したがいろいろな状況をかんがみ、次回の更新までにもう少し安いところに引っ越すのがよいのではないかという話になった。

妻がネットの賃貸情報をあれこれ見て報告してくれたところによると、いま住んでいる地域の賃貸料は以前より下がっているようだ。リーマンショック以降の景気低迷の影響だろうか。

確かにタワーマンションの賃料は今のマンションを探していた8年前より、はっきりと下がっている。東日本大震災ではエレベーターが数日止まり、高層階の人がすごく大変だったという話を聞く。そのことで高層階の人気が落ちているのかもしれない。

一方、分譲と賃貸を比べると分譲が敬遠される時期のように思う。関東で今後数十年のうちに大きな地震が起きる確率は以前よりさらに高くなっているだろうし、その時持ち家だと修繕費など大きな支出があるかもしれないからだ。賃貸ならば最悪全壊になっても、そこから引っ越すだけですむ。となると低層階の賃貸の人気が上がってそのぶん賃料も上がりそうなものだが、少なくとも近所の物件を見る限り、いまより広くて安くすむものがいくつか見つかった。そのぶん駅からもやや遠くなるが許容範囲だ。

契約を更新して更新料を払ったばかりなのがしゃくだが、家賃や共益費、駐車場代の合計が月額数万円低くなった上で広いところに住めるのなら悪いことは何もない。この町に住んで8年、妻の実家が近いのは今後もなにかと便利だろうし町に愛着もわいている。

子供が生まれたあと落ち着いたら、本格的に引っ越しについて考えてみようという話になった。それまで情報収集は続けよう。

(妻は産休に入ったころはパソコンの前に長い間座っているのがつらいようだったが、最近はそうでもないとのこと。会社で9時5時のデスクワークをしていた負荷がなくなり、休養を十分に取ることで体が楽になったのかもしれない)