生後4,000日/生後4,000日の所感/図書館で借りてきた本


生後4,000日の所感

娘は今日、生後4,000日を迎えた。無事にここまで来られてなによりだ。

生後3,000日のときは小学2年生で、今はもう小学5年生である。成長が加速している気がする。こちらが年を取って1年がますます短くなってきているのかもしれない。3,000日を迎えた2019年11月の少しあとから新型コロナウイルスの流行が始まり、それは今まで続いている。マスクが当たり前の暮らしになってしまった。外出する機会は激減して、お互いの実家へもなかなか行けなくなった。娘は学校の図書室に入れる曜日が制限されて残念がっている。今のところ家族や親族に感染者は出ておらずそこは幸い。

本は相変わらず読んでいる。図書館では学習の進みに合わせた本を借りたりして、世の中や科学についての本が増えてきた。本人はすっかりライトノベルの人になり、ソードアート・オンラインや『転生したらスライムだった件』などを中心に借りている。ほかにははやみねかおる夢水清志郎や怪盗クイーンシリーズなども。自分が子供のころはラノベというものはなく、あるのは児童文学だけだったから岩波少年文庫をよく読んだ。でも当時面白かった『エーミールと探偵たち』や『クローディアの秘密』などはラノベを知っている小学生には堅苦しく感じられるのかも。

ライトノベルよりはもうちょっと「文学」寄りのものを読んでほしいが本人の興味が向かなければ仕方がない。同じようにYouTubeのゲーム動画よりはEテレの番組のほうが、たくさんの人の手で手間をかけて作られていて親にとっては好ましい。でも若い感性で刺激が強めに作られているYouTubeを見たくなるのもわかるし悩ましい。YouTubeで見ているのはマインクラフトや「原神」などのプレイ動画。これらは自分でも遊んでいる。

お絵描きは続いている。タブレットスタイラスペンを買ってデジタル絵の環境は整えた。色遣いの感性を磨いてほしいと考えてのことで、これはまあまあうまくいっている。といってもいつもデジタルというわけではなく、スケッチブックもよく使っている。取り出せばすぐに描けるのは手軽でよい。自分でキャラクターを考えたりしているようだ。だんだん見せてくれなくなってきた。

学校の成績はよいので、高校受験をスキップするために中学を受験するつもり。4年から塾に通い始めたが勉強が嫌いなので当初は机に向かわせるのにとても苦労した。少しでも時間があれば動画を見るかゲームをしようとし、勉強は仕方なく最小限の時間ですませようとする。でもそういう向き合い方だから解いた問題に間違いがあって、その復習でかえって時間がかかったりして不機嫌が加速する。勉強を好きにならなくてもよいから、せめて嫌いでないところまでは来てほしい。そんな状況だったが最近は自分から宿題を始めることが増えてきて少しだけほっとしている。模試や学校説明会にもちょくちょく行っている。いろいろな学校のことを知って、自分の人生を選び取ってほしい。

生後5,000日は2025年5月で、娘は13歳。中2になったところだ。果たしてどこの中学に通っているだろうか。

生後日数の区切り