生後1,666日/生後238週/修了式
今日で年少組は最後である。午後の延長保育はなく、昼前に親が幼稚園まで迎えに行く段取りになっている。先生は一人一人にコメントをしつつ手作りのワッペンをつけていった。
先生のコメント
<私>ちゃんも絵本をスラスラ読めるよね。この前先生に絵本を1冊最後まで読んでくれて先生びっくりしちゃいました。難しい絵本なのに読んで、お友達にも読んであげてとてもすごいなと先生は思いました。年中さんでもがんばってくださいね。
園生活の記録
「園生活の記録」はすべての項目が「たいへんよくできます」になった。強調部は今回評価が上がったところ。
- 基本的生活習慣
- 挨拶や返事:たいへんよくできます(○元気よく返事ができる/○おはようございます、さようなら/○ありがとうございます、ごめんなさい)
- 登降園時の活動の自立:たいへんよくできます(○シールを忘れずに貼る/○提出物を忘れずに出す/○靴・カバン・帽子などの始末を手早くする)
- 衣服の着脱:たいへんよくできます(○遊び着、体操、水着の着替え/○ボタンがうまくかけられる/○うら返しの直し)
- 持ち物の管理:たいへんよくできます(○自分の所持品の始末ができる/○物を大切にする/○後片付けをする)
- 清潔の習慣:たいへんよくできます(○手洗い・うがいをきちんとする/○用便を正しく行うことができる)
- 正しい食事の習慣:たいへんよくできます(○お弁当の用意、片付けが手早くできる/○こぼさず食べられる/○行儀よく食べる)
- 社会的生活
- お友達と仲良く遊ぶ:たいへんよくできます(○自分から遊べる/●誰とでも遊べる)
- 皆と一緒に行動することができる:たいへんよくできます
- 人の話を静かに聞くことができる:たいへんよくできます
- 思ったことを相手に伝えることができる:たいへんよくできます
- 喜んでお当番の仕事に取り組む:たいへんよくできます
- 知的・情緒的生活
- 絵本や紙芝居に興味を持つ:たいへんよくできます
- 音楽に興味を持ち楽しむ:たいへんよくできます
- 絵画製作に興味を持つ:たいへんよくできます
- リトミック・体操の授業に喜んで参加する:たいへんよくできます
- 水泳授業に喜んで参加する:たいへんよくできます
- 自制心がある:たいへんよくできます(○むやみに泣かない/○かんしゃくを起こさない/○わがままをしない)
- 活発で活動的である:たいへんよくできます
- 積極性がある:たいへんよくできます
- 集中力があり、根気よく最後までやり遂げる:たいへんよくできます
クレヨンやマジックを使った製作では可愛らしい表情を描いたり、塗り残しのないよう丁寧に仕上げたりととても上手な作品を作り上げ、皆のお手本となっています。また、絵本を読むことが大好きで難しいひらがなもスラスラと読むことができます。年中さんでもクラスの皆に読み聞かせ楽しませてあげて下さい。
1年間のおもな行事
- 1学期の始業式(d:id:yim:20150413)
- 遠足(d:id:yim:20150508)
- 1学期の終業式(d:id:yim:20150717)
- 夏祭り(d:id:yim:20150718)
- 2学期の始業式(d:id:yim:20150901)
- 運動会(d:id:yim:20151018)
- 芋掘り遠足(d:id:yim:20151023)
- バザー(d:id:yim:20151031)
- 生活発表会(d:id:yim:20151203)
- 2学期の終業式(d:id:yim:20151218)
- 3学期の始業式(d:id:yim:20160108)
- 音楽発表会(d:id:yim:20160206)
年少の1年間の所感
外でしっかり者なのはよくわかっていたから、そういう面での心配はなかった。幼稚園が休みの日などに娘と二人で長時間過ごすとき、1学期は遊ぶネタを考えるのが大変で、遊びもずっとつき合っていなければならなかった。最近は一人でお絵描きをしたりドリルをしたりする時間が増えてきて、だいぶ楽になってきた。
今年度、大変だったのはなんといってもトイレトレーニングである。
幼稚園に行き始めたときはまだおむつだったが、10月のパンツを毎日濡らして帰ってくるのを乗り越えてついに12月に5日連続で濡らさず帰ってきて、みごとガチャガチャ権をゲットした(d:id:yim:20151204)。
「トイレに行こうよ」と言っても本人が行きたがらないことが多いのは相変わらず。しかしトイレの間隔が4時間くらいとわかってきて、そこを見越して行動できるようになってきた。
ところで以前読んだ記事で、上司から部下への接し方が紹介されていた。「できないところの注意ばかりになりがちだが、できるようになったところをちゃんと指摘してほめてあげることが大事」のような内容。
船長に、「若手の漁師たちを見ているポイントってどこですか?」と聞いたときには次のように教えてくれました。
「昨日はできなかったけど、今日できたところ見よるかいのぉ」
「そんな小さい差なんて、どうしたら分かるんですか?」
「え〜、こんめぇことでええから、3つとか4つとか教えてあげんのよ。“こげーするとうまくできるど”とか、“そこに足を置くとアブねぇど”とか」
「翌日、教えてあげたことができたところがあれば、褒めてあげるんですか?」
「そげーじゃ。 1個でもできるようになったところがあれば、“できるようになったの”と声をかけてやんのよ」
「じゃあ、昨日教えて、次の日になってもできていなかった部分はどうするんですか?」
「よっぽどアブねぇことでなきゃ、ほたくっちょく」
「ええ〜、放置しちゃうんですか?」
「3つ教えたなかで、できるようになりよった1つをちゃんと気づいて褒めてやれば、言われた子は、『あ、船長はできちょらん残りの2つも知りよるな』っちゅーように、言わなくても分かるんど」
「会社だとつい、できるようになった部分には何にも言わないで、できていないところばかりを“何回言えば分かるんだ?”と指摘しがちなんです」
「そげーしよると、若ぇ子は不満をためて言うこと聞かんようになるけぇのぉ」
「監視にならないようにしつつ、若手を見るためにはできたところを見ておくことが大事なんですね」
「ま〜でも、危険なことについては、ちゃんと言わねぇといけねぇけんの。“できたところを見る”っちゅーより、“できたところと、できてないところの両面を見ちょく”ちゅー感じかいの」
ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:マグロ船の船長は、海賊のボスのように怖い人なのか?! (1/2) - ITmedia エグゼクティブ
これは育児にもあてはまるだろう。気をつけるようにしたい。