生後922日/車になかなか乗り込まない

保育園へ迎えに行って「さあ帰ろう」と車に乗せようとするがこれがいつも苦労する。空を見ると今はちょうど三日月が西の空に見える。抱き上げて月を指して「お月様が見えるでしょう、明日はもう少し太くなってもう少し高いところに見えるようになるよ」なんて話をしたりする。そして「さあ帰ろう」と車に乗せようとするがこれがいつも苦労する。「おりるー」と立って、道を渡りたがるので左右をよくよく確認してから一緒に渡ると「これなに?」といつも看板を指す。毎日「これなに?」と聞くのはコミュニケーションの一種だからだろう。面倒がらずに毎回ちゃんと答えてあげる。「さあ帰ろう」と車に乗せようとするがやっぱり乗りたがらない。抱き上げて乗せようとすると両足で車のドアにふんばったりする。「おりるー」と立って、車から離れるようにどんどん歩いて行こうとするので最後にはマグロを抱えるように持ち上げて、いやがる娘をむりやりチャイルドシートに乗せむりやりシートベルトを締める。娘は泣いて抗議する。

しかし走り始めてしまえばわりとすぐに泣き止んで、「きょうはねーつみきであそんだの」なんて言い出すのだった。