生後422日/靴を戻しなさい

妻の話。夕飯の支度をしていると娘が妻の靴を持ってきてしまった。「元に戻しなさい」ということをいろいろ言い方を変えて言っていたら、しばらくして自分で靴を戻せた、そして自分で拍手していたとのこと。やるじゃない。

言葉の理解度

娘はまだ言葉が出ていない。「たーた」「あーう」のようないわゆる喃語(なんご)はいろいろ出てくるが、意味のある言葉はまだまだだ。

一方で聞くほうはだんだん上達してきている。理解できないだろうと思うような話でもいろいろ声をかけてきた成果が出ているのだろう。「こっちへいらっしゃい」や「おむつを替えるよ」などはこちらのしぐさと合わせて理解できているようだ。

しかし食事に関してはちっともわかってくれない。いま準備していてもうすぐ出しますよ、といくら話しても不満の声が止まることはない。

「ひざの上に乗る」

こちらがリビングの床にあぐらをかいていると、娘が寄ってきて自分の前で後ろを向く。そして腰を下ろすのだった。この動き、なんとなく車庫入れを思い出す。

ところであぐらをかいた足の上にほかの人が座ることを「ひざの上に乗る」という。しかし実際には足の上に乗っているのであって、ひざの上に乗った状態とは本来、こちらが体育座りをしているひざの上に腰を下ろすことではないか。

ともかく、ひざの上に乗ることができるようになったのも娘の進歩のひとつだ。