生後88日/ミルクはもういらないよ(笑顔つき)

ミルクを飲ませていると、ほ乳びんの中の気圧が下がって乳首がつぶれることがある。いったん口から抜き、ほ乳びんの中に空気が入って乳首が元に戻るのを待ってから、また口に差し込む。よくあることだ。

たいていはそのまま続きを飲み始めるが、たまに「もういりません」となることがある。舌で防衛し乳首を口に差し込ませない。

今日はそれに笑顔がついてきた。ほ乳びんが口から抜かれると、なぜかニヤーと笑う。そしてもうミルクを飲もうとしない。

妻によるとこれは「遊び飲み」というそうだ。

ミルクを真剣に飲まないのは過ぎると問題だが、普通に今まで通り最後まで飲むこともある。

おしゃぶりをくださいよ

今日はミルクの後、口をちゅくちゅくとやってからひっく、ひっくと泣きそうになっていた。これを何度か見せられた妻は新しい技だと思ったようだが、泣き始めてしまうのはなんとかしたい。ちゅくちゅく、ひっくひっく、ちゅくちゅく、ひっくひっく。

「わかった、おしゃぶりが欲しいんだ」と妻。おしゃぶりをくわえさせると案の定安心したようにちゅうちゅうと吸っていた。

娘は自分の意志を伝える方法を編み出しつつある。