予定日まで8日/破水ではありませんでした

夜になってこれは破水? ということがあり車で病院へ。破水ではないでしょうということで念のためしばらくモニターをとった。胎児は20分ごとに寝たり起きたりするそうで、1セット間の心拍数やお腹の張り方などを計る。心拍数はだいたい120から180くらい。お腹の張り具合もグラフで出てくるのが面白い。

破水すると胎児を包んでいるものがなくなり、ばい菌にさらされるようになるため陣痛がなくても入院になるのだとのこと。

またお腹の張りと痛みがセットで頻繁になっても、その間隔が10分以下だけになるまでは自宅待機にするようにとのことだった。

考えてみるといつ車で病院へ行くことになるかわからないのだから、生まれるまでは飲めないのだな。

妻がモニターのために分娩室へ行った間、「旦那さんはしばらくこちらで待っていてください」と待合室へ案内された。遠くから赤ちゃんの鳴き声が聞こえてくる。そのほかに、今まさに分娩中とおぼしき声も聞こえてきた。「うおーぐあーぎゃー」とにぎやかだ。声はしばらく続いたあと、赤ちゃんの「オギャー」がひとつ増えた。おお、産まれたようだ。

あとで聞いたところ、隣の分娩室で分娩中だったのは中国人のお母さんだそうで、助産師さんいわく「中国の人はああやって叫んでしまうことが多い」とのこと。人間としては同じでも、文化的な違いがあるのだろう。「実際はあまり声を出さないほうが分娩的にはよい」とも。待合室でしばらく待たされたのは診察もあったけれど「今分娩室に案内すると隣がああだから、旦那さんがびっくりしてしまうだろう」と気遣ってくれたのだそうだ。心遣いいたみいります。妻も「あんまりすごいので、自分の時はなるべく声を出さないようにしようと思った」と話していた。

f:id:yim:20110819230357j:plain